熊谷市で開かれた「わくわく鉄道フェスタ」は、埼玉県北部に路線を持つ秩父鉄道が多くの人に鉄道に親しんでもらおうと開きました。

18日はふだんは入れない車両基地が特別に公開され、大勢の家族連れや鉄道ファンがさまざまな体験や見学ができるコーナーを楽しみました。

このうち、秩父鉄道で今も運行されているSLには、製造から80年を記念して煙突の左右にふだんとは異なるタイプの除煙板が取り付けられ、大人も子どもも熱心に見学していました。

また、実際に使われていた列車のヘッドマークや駅の看板などを販売するコーナーのほか、ディーゼル機関車の運転室に入って実際に走行を体験できるコーナーもあり、鉄道の魅力を楽しんでいました。

厳しい暑さで知られる熊谷市は、18日も午後1時には気温が28度を超え、訪れた人たちは用意された大型扇風機で涼んだり、日傘を差したりして暑さをしのいでいました。

ディーゼル機関車に乗車した小学6年の男の子は「初めての体験でディーゼルの音がすごくて体に振動が伝わってきました。将来は機関車など鉄道の運転士になりたいです」と話していました。

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