夕張メロンの初競りは、札幌市中央卸売市場で24日7時すぎに始まり、23日に収穫されたおよそ1700玉が競りにかけられると、仲買人たちの威勢のよい掛け声が響きわたっていました。

地元の農協によりますと、ことしは天候に恵まれたこともあって生育は順調だということです。

24日朝の競りでは、最も高いものには2玉で300万円の値が付きました。

青果物のこん包などを手がける夕張市の会社が3年連続で最も高い価格で競り落とし、会社の野田清道会長は「ことしのメロンは特に濃くてうまいです。落札できてほっとしています」と話していました。

夕張市の厚谷司市長は「多くの方に夕張にお越しいただいて、夕張メロンの芳じゅんな香りと、とろけるような触感を楽しんでほしい」と話していました。

最も高い価格で競り落とされたメロンを含むおよそ100玉は、食べ頃となる来月1日と2日に「夕張メロンドーム」で無料でふるまわれるということです。

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