茨城県高萩市は30日、市内の小学校で50代の男性担任教諭が児童を平手打ちにしたと発表した。児童にけがはなかった。
市教委によると23日、清掃の時間にふざけていた男子児童のほうきの先が、別の男児の目付近に当たった。教諭は児童を指導しているうちに感情的になり、右手で児童の左頰を1回たたいた。
2人とは別の児童の保護者がたまたまこの場面に居合わせ、27日になって市教委に情報提供。市教委が事実を確認し、校長と教員が児童の両親に謝罪したという。
市教委は28、29日に教諭を担任業務から外し、アンガーマネジメントなどの研修を実施。県教委が今後、教諭の処分を判断する。【田内隆弘】
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