埼玉県春日部市の「大凧あげ祭り」は江戸時代に始まったとされ、いまでは毎年5月に子どもの成長を祝い畳およそ100畳分の巨大なたこがあげられる春日部を代表する祭りです。

地元で受け継がれる祭りを身近に感じてもらおうと、粕壁小学校で28日、3年生の児童およそ120人が祭りの保存会のメンバーからたこの作り方を学びました。

作ったのは縦40センチ、横30センチのひし形の小さなたこで、子どもたちはメンバーの手本を見ながら、和紙に竹ひごをはりつけ糸をとめるなどしてたこに仕立てていきました。

27日はあいにくの雨で外でのたこあげはかないませんでしたが、代表の子どもが完成したたこを体育館の天井に届きそうな高さにまであげると見守っていた子どもたちから歓声が上がっていました。

参加した子どもは「たこ作りは少し大変でしたが、いい体験になりました。完成したたこで家族と一緒に遊びたい」と話していました。

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