千葉県の山武市と芝山、横芝光両町がアウトドア用品メーカー「モンベル」(大阪市西区)と20日、包括協定を締結する。アウトドア活動を通じた地域活性化につながる事業を協力して実施し、住民の健康づくりを図る。同社が防災面で培ってきたノウハウを生かし、防災力の向上にも務める。

3市町はこれまでも同社の会員向けに情報発信を行うなど、地域ぐるみで交流してきた。協定を結び、さらに交流人口を増やす。

協定では「自然体験の促進による環境保全意識の醸成」「防災意識と災害対応力の向上」「地域の魅力発信とエコツーリズムの促進による地域経済の活性化」といった7つの項目で協力することを確認する。

同社は他地域で、災害時に着用するウエアやテントなどの備品提供などで地域住民らに貢献してきた。こうした防災面でも3市町は同社と連携を深める。

協定は同日、山武市の蓮沼海浜公園で開かれるイベント「モンベルフレンドフェアin九十九里」で結ばれる。

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