高知市立小4年の男子児童が水泳の授業中にプールで溺れて死亡した事故を受け、文部科学省は9日までに、プール利用の際の管理体制を整え、児童生徒の安全指導を徹底するよう求める通知を、都道府県教育委員会などに再度出した。
事故は5日、近隣中学校のプールを使用中に発生した。文科省は毎年春ごろ、水泳授業中の事故防止に向けた注意点などを記した通知を出しているが、今回の通知では、普段使用しているプールと異なる環境で授業を実施する場合も含め、適切な対応を徹底するよう改めて強調した。
盛山正仁文科相は9日の閣議後記者会見で「学校体育活動中の事故防止のさらなる徹底に努めていく」と述べた。(共同)
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