全国サイダー祭りで販売される養老サイダー=岐阜県養老町提供

 岐阜県養老町の養老公園で26日、町制施行70周年記念イベント「全国サイダー祭り」が行われる。地域の特産品を使った11種類のご当地サイダーが販売される。町観光協会は「キリッと冷やしたシュワシュワのこだわりサイダーを飲み比べてほしい」と呼びかけている。

 同町には養老山系の湧き水を使用した「養老サイダー」がある。1900年製造開始の「日本最初のサイダー」とされ、甘さ控えめのまろやかな味が特徴。養老サイダーと同様、変わらぬおいしさを守り、愛され続けている各地のサイダーを楽しんでもらおうと企画した。

 祭りは午後4時から同9時までで、当日は信州りんごサイダー(長野)やシャインマスカットサイダー(山梨)、岡崎味噌(みそ)コーラ(愛知)、WASABIジンジャーエール(静岡)など11種類を20本ずつ販売する。1本350円。残った分は27日に養老鉄道養老駅の観光インフォメーションで販売する。【稲垣洋介】

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