カタクリはユリ科の多年草で、旭川市と比布町にまたがる突哨山は、国内有数の群生地として知られています。

このうち山の南斜面にある「男山自然公園」では今、淡いピンク色をしたカタクリの花が一面に咲いて、見頃を迎えています。

公園の管理者によりますと、ことしは4月中旬に暖かい日が続いた影響で、例年より2週間も早く花が咲き始めたということです。

公園のオープンは23日からですが、開園を待ちきれない人たちが一足早く訪れ、春の訪れを告げる風景を写真に収めていました。

北見市から訪れた女性は「ことしの咲き具合が気になり、オープンを前に来てしまいました。カタクリの花を見ると春を感じますね」と話していました。

この公園は5月6日まで入園料が無料で、カタクリや、青色の花を咲かせるエゾエンゴサクを楽しむことができます。

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