郡上市八幡町におよそ400年前から伝わる「郡上おどり」は、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「風流踊(ふりゅうおどり)」の1つで、毎年7月から9月にかけて行われる夏の風物詩です。

地元の八幡中学校では、地域を盛り上げようと、毎年、授業の一環で生徒が浴衣を着て踊りに参加する取り組みを続けています。

4日はおよそ240人の中学生と小学生40人が集まり、はじめに中学生の代表が「ここ郡上だけのすてきな文化を残していきましょう」とあいさつしました。

そして、会場に設置された屋形を囲むかたちで一斉に踊り始めました。

演奏も中学生が担当し、小中学生たちがお囃子に合わせてしなやかな踊りを披露していました。

参加した3年生の男子生徒は「事前の練習は大変でしたが、みんなうまく踊れていて楽しいです。郡上おどりを通してまちが活性化して盛り上がるといいですね」と話していました。

「郡上おどり」は9月7日まで行われます。

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