「中ノ沢こけし」は、猪苗代町中ノ沢地区でおよそ100年前から作り続けられていて、自動販売機は地元の温泉街に先月中旬に設置されました。

食堂を営むかたわら、みずからも見習いでこけしを作っている西村和貴さんが、地域の伝統工芸品であるこけしの知名度を高めたいと設置しました。

今は地元のこけし作りの職人4人の作品を販売していて、2000円から4000円のものまで5種類を取りそろえています。

地元の60代の男性は「ここで作られたこけしがこうして自動販売機で売られているのはうれしいです」と話していました。

自動販売機を設置した西村さんは「売れ行きは最初は3日に1本でしたが、今では1日1本に増えて正直驚いています。若い人からお年寄りまでそして海外の人にも中ノ沢こけしが広まるきっかけになればいいです」と話していました。

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