日光東照宮の流鏑馬は、疾走する馬上から矢を放って的を射るもので、毎年、春の例大祭と秋の大祭にあわせて行われていて、16日は栃木県内の弓馬術の愛好家など10人が参加しました。
日光市山内の表参道に設けられた約250メートルの馬場を、色鮮やかな鎌倉時代の衣装を身にまとった参加者が勇ましいかけ声をあげながら駆け抜け、次々と矢を放っていきました。
人馬一体の技で、矢が的に当たるたびに馬場の両側に詰めかけた観客からは大きな歓声があがっていました。
外国人の友人と東京から来たという女性は「初めて流鏑馬を見たので、すごく迫力があって楽しかったです」と話していました。
茨城県から訪れた女性は「走っているところや、射ぬいた時の迫力にびっくりしました。日本人なら一度は見てみたいと思うと思います」と話していました。
日光東照宮では、17日は秋の大祭が開かれ、徳川家康の遺骨を日光に移した際の行列を再現したとされる「百物揃千人武者行列」が行われます。
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