三重県桑名市長島町にある植物園「なばなの里」で18日夜、19日から始まるイルミネーションの内覧会があり、一足早くお披露目された。

 今年のメイン会場のテーマは「名峰富士」。世界に誇る美しく雄大な富士山を舞台に、葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした「赤富士~富嶽(ふがく)~」など13の場面を、最新のLED装置を使って華やかに演出している。高さ約35メートルの富士山が浮かび上がると、観客たちはスケールの大きさに息をのみ、写真に収めていた。

 100メートルの光のトンネル「海さくら」が新たに登場したほか、人気の200メートルの光のトンネルや、水上イルミネーション「光の大河」などもあり、夜の園内は光に包まれた。

 点灯時間は日没から閉園まで。来年6月1日まで開催している。(溝脇正)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。