神戸市灘区の六甲山小学校は、標高が800メートル近い場所にあり、毎年、二十四節気の「霜降」の日にあわせて、学校の玄関口にある石造りのストーブに火をつける「火入れ式」を行っています。

23日は4年生から6年生までの児童あわせておよそ30人が、下級生たちが見守る中、木の棒を板にこすりつけて行う火おこしに挑戦しました。

雨で湿度が高く、火をおこすのに苦労していましたが、交代で棒を回したりポンプを使って空気を吹きかけたりして、ようやく火がつくと、子どもたちは大きな歓声を上げていました。

そして、おこした火をたいまつに移し、ストーブに火を入れました。

6年生の女子児童は「みんなで頑張って火をつけることができてうれしかったです。ストーブがつくと冬が来たなと思います」と話していました。

ストーブは、気温が10度以下になったときにつけられるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。