しろいふるさと大使の委嘱状を手にする安藤美希子選手(左)ら=白井市役所(同市提供)

白井市は、特産品の梨や歴史文化を国内外に情報発信する「しろいふるさと大使」に、東京五輪の重量挙げ女子59キロ級で銅メダルを獲得した安藤美希子選手(31)らを選び、委嘱状を交付した。安藤選手は今夏のパリ五輪への出場を目指している。

安藤選手は地元の市立白井中学校を卒業した。3年前にふるさと大使になったが、24日で任期満了となり、再任された。

日本ウエイトリフティング協会(東京)によると、5月下旬に発表される重量挙げの世界ランキングでトップ10に入れば、五輪出場が近付く。安藤選手は現時点では世界で14番手あたりに位置しているという。

安藤選手はこの日、市から委嘱状を受け取ると、「五輪への自力出場は難しく、落ち着かない状況だが、再びふるさと大使に任命されたことは光栄です」と語った。

女子重量挙げではパリ五輪を目指す49キロ級の鈴木梨羅(りら)選手(25)も同市の出身だ。市は5月に追加で新たなふるさと大使を選ぶが、鈴木選手も候補に挙がっている。

同協会関係者は「鈴木選手は世界で6番手。五輪出場は濃厚だ」と語った。

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