もみ殻をいぶして出来る「くん炭」は、土に混ぜ込むことで野菜作りの肥料として使われます。
北斗市では半世紀以上前から毎年この時期に「くん炭」作りが行われていて、6日は地元の農家10人が早朝から作業にあたりました。
手作りの煙突がついたおよそ130個の燃料缶の中に火を入れ、その上にもみ殻をかぶせました。
もみ殻は燃料缶からの熱でいぶされて炭になる仕組みで、農家の人たちはもみ殻が燃えて灰にならないように、新しいもみ殻をかぶせていました。
北斗市の開発燻炭組合代表の岡村栄士さんは「肥料や資材などコストが上がって農家を続けていけないという人も出てきていますが、自分で作れるものを作ってコスト削減にも努めながら、よい野菜作りをしていきたいと思います」と話していました。
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