福井県坂井市の「越前松島水族館」では、飼育している4種類のペンギンのうち、オウサマペンギンとフンボルトペンギンが年明けの期間中、館内に特別に設けられた神社で「初詣」を行う様子が人気を集めています。

26日はペンギンたちの「初詣」の練習が始まり、体長90センチほどの4羽のオウサマペンギンが、飼育されている施設から50メートルほど離れた神社に向けて歩き、鳥居をくぐっていました。

訪れた人は目の前を歩くペンギンの愛らしい姿を見て写真を撮ったり、歓声をあげたりしていました。

オウサマペンギンは暑さが苦手なため、冬の寒い時期しか外に出さないということで、金沢市から来た男の子は「ペンギンを間近で見られてよかった。かわいかった」と話していました。

水族館の加藤篤飼育員は「びっくりする様子もなく順調に練習ができました。なかなかオウサマペンギンは外で見られないので、ぜひこの時期に来て楽しんでほしい」と話していました。

ペンギンたちの「初詣」の様子は、来月1日から13日まで楽しむことができるということです。

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