プロ野球・日本ハムの本拠地「エスコンフィールド北海道」(北海道北広島市)に、プロ野球の球場で初となる常設ラーメンエリアが、21日にオープンする。豚骨や鶏白湯(ぱいたん)などジャンルの異なる六つの大人気店が全国から集まった。

 9日に報道陣向けのお披露目会があり、伊藤大海選手ら4人の選手も登場。選手らはそれぞれ好みのラーメンを味わい、肉みそ台湾ラーメンを選んだ伊藤選手は「パンチがきいてておいしい」などと話した。

 10日にプレオープンし、装飾が変わって、21日にグランドオープンとなる。

 ラーメンエリアは、「裏路地ラーメンテラス」と名付けた。エスコンフィールド2階の飲食エリア「七つ星横丁」奥の屋外テラスにあり、各店がキッチンカーでラーメンを提供する。6店のうち5店は北海道初出店だ。

 球場の運営会社の担当者は「ラーメンは日本人だけでなく世界中の多くの人が興味をもっている。エスコンフィールドのもともとの狙いは、ここを『街化』するということ。野球好きでない人も、ラーメンをきっかけに来てもらい、ファンを広げたい」と話した。(佐藤亜季)

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