■体操・全日本個人総合選手権 男子決勝(14日、群馬・高崎アリーナ)
パリ五輪の切符をかけた全日本体操個人総合選手権。最終日に行われた男子決勝では、東京五輪金メダリストの橋本大輝(22、セントラルスポーツ)が、内村航平以来となる大会4連覇を達成した。
既にパリ五輪代表に内定している橋本は、世界王者として圧巻の演技を披露。2位は岡慎之助(20、徳洲会体操クラブ)、3位には萱和磨(27、セントラルスポーツ)がランクイン。
試合後、優勝した橋本は「ここで満足してはいけない。一番の目標はパリで金メダルを取ることで、そこに向けて自分があと何をするべきなのか。あとで映像を見て客観的に何か意識できるポイントあれば重点的にやっていきたい」と先を見据えた。さらに5月のNHK杯に向けて「パリに行く前の最後の試合になるので、自信を持ってパリに行けるようにしたい」と抱負を語った。
パリ五輪の男子は今大会とNHK杯(5月)の合計点上位2人(橋本大輝を除く)とチーム貢献度で2人が日本代表に選出される。
<男子決勝 結果>
1位 橋本大輝 176.164
2位 岡慎之助 172.264
3位 萱 和磨 171.596
4位 杉野正尭 170.498
5位 土井陵輔 169.797
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。