元横綱 曙の曙太郎さんは、ハワイ・オアフ島出身で昭和63年の春場所で初土俵を踏み、外国出身力士としては初めて横綱に昇進しました。

初土俵が同じでともに横綱に昇進した若乃花や貴乃花と一時代を築き、平成13年の初場所後に引退するまで11回の優勝を果たし、引退後は、プロレスなどほかの格闘技に舞台を移して活動していましたが、今月上旬、都内の病院で心不全のため、54歳で亡くなりました。

曙さんの通夜は、14日午後6時から東京 羽村市の斎場で営まれ、元横綱 若乃花の花田虎上さんや師匠だった元関脇 高見山の渡辺大五郎さんをはじめ大相撲関係者などおよそ300人が参列しました。

そして、参列者たちは、献花をしたあと、曙さんの遺影に向かって静かに手を合わせていました。

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