夏場所は7日目を終えて、幕内に勝ちっぱなしがいなくなり、大の里が18日、前頭筆頭の熱海富士に勝って三役以上でただ1人、1敗を守りました。

8日目の19日、大の里は前頭筆頭の大栄翔との1敗どうしの一番が組まれました。

初顔合わせとなった先場所は大の里が「はたき込み」で勝っています。

大の里としてはこれまでどおり立ち合いで右を差し、自分優位の体勢をつくったうえで、一気に前に出ていけるかがポイントです。

大栄翔は立ち合いで頭から当たっていき、伸びのある突き押しで突き放していきたいところです。

2敗の大関 琴櫻は、ここまで大関2人を破っている平幕の王鵬と対戦します。

琴櫻は過去3戦3勝と相性のいい王鵬に対し、相手の当たりを受け止めながら得意の右四つの形に持っていけるか、王鵬としては力強い突き押しで相手の上体を起こし、距離を取って攻めていけるかが鍵になります。

そのほかの1敗の力士では、宇良が大関 豊昇龍と、湘南乃海が大関経験者の御嶽海と、宝富士が竜電とそれぞれ対戦します。

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