【詳しくはこちら】プレーオフ ワイルドナイツが決勝へ
ラグビーリーグワンのプレーオフは、レギュラーシーズンの上位4チームがトーナメント方式で争います。
19日は前日に続いて準決勝の1試合が東京・秩父宮ラグビー場で行われ、試合はレギュラーシーズン2位のブレイブルーパスと3位のサンゴリアスのともに東京 府中市に本拠地を置くチームどうしの「府中ダービー」となりました。
前半8分、サンゴリアスの新人スタンドオフ、高本幹也選手がゴール前で冷静にドロップゴールを決めて3点を先制しました。
その後、両チームがトライとゴールを1つずつ決めて10対7とサンゴリアスのリードで試合を折り返しましたが、ブレイブルーパスは後半開始直後の2分、ラインアウトからパスをつないでフランカーの佐々木剛選手がトライを決めて逆転しました。
ブレイブルーパスは、その後もニュージーランド代表のフォワード、シャノン・フリゼル選手のトライなどでリードを広げ、28対20でサンゴリアスを下し、リーグワンで初めての決勝進出を決めました。
一方、サンゴリアスは後半9分スクラムハーフの齋藤直人選手がインゴールまでボールを持ち込み逆転トライかと思われましたが、ビデオ判定の結果直前のプレーが反則となってトライは認められず、その後、勢いを失う形となりました。
決勝は今月26日に東京・国立競技場で行われ、レギュラーシーズンを16戦全勝で1位通過した埼玉パナソニックワイルドナイツとブレイブルーパスが対戦します。
リーチ マイケル「我慢の力で勝てた」
ブレイブルーパスのキャプテン、リーチ マイケル選手は、試合後のインタビューで「サンゴリアスはさすがで、立ち上がりからすばらしいプレーでプレッシャーをかけてきた。そういった中で勝つことができてほっとしている。きょうがファイナルだと思って戦った」と相手のプレーをたたえながら試合を振り返りました。
その上で「相手のアタックを我慢する時間がすごく長かったので、我慢の力で勝てたと思う。決勝ではサンゴリアスのファンにも国立競技場に来てもらって、府中に優勝トロフィーを持ち帰れるように頑張る」と話し、同じ府中市を本拠地に置くサンゴリアスのファンにも応援を呼びかけていました。
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