■セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(19日、国立競技場)

男子5000mでは、遠藤日向(25、住友電工)が今季ベストの13分20秒28で日本勢最上位の4位に入った。女子5000mでは樺沢和佳奈(25、三井住友海上)が15分20秒94で日本勢最上位の5位に入った。

男子5000m、昨年のアジア選手権で金メダルに輝いた遠藤はレース序盤から4番手につける。10000m日本記録保持者の塩尻和也(27、富士通)も遠藤のすぐ後ろで追いかける展開となった。そして、縦一列の集団となりレースは進んだ。

4200m付近でペースが上がり、塩尻が3位、遠藤は5位でラスト1周に突入。塩尻は徐々に遅れ始め、遠藤は何とか食らいつき4位でフィニッシュした。ラスト100mで森凪也(24、Honda)が塩尻をかわし5位に入り、塩尻は6位となった。

女子5000m、レース序盤は五島莉乃(26、資生堂)が7番手、樺沢が10番手につける。1400mを通過すると、先頭集団との差が開き始め、五島、樺沢を含む日本人選手5人の第2集団が形成される。

3400m通過時点で、第2集団の日本人選手は10人に増えるが、この時点で先頭との差は200mに広がっていた。そして残り1周、樺沢はペースを上げ日本人最上位の5位でフィニッシュした。

*写真は左から樺沢和佳奈選手、遠藤日向選手

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