20歳の伯桜鵬は去年7月の名古屋場所で昭和以降では歴代最速に並ぶ所要3場所で新入幕を果たし、左四つの相撲を持ち味に優勝争いに加わって11勝4敗の成績を残しました。

その後、左肩を手術して2場所連続で休場して、ことしの初場所に幕下として復帰すると、続く春場所で十両に戻りました。

今場所は西の十両8枚目として臨み、2日目の取組で右腕を痛めたもののテーピングを施しながら出場を続け、7日目のきのうまでに3勝4敗としていました。

しかし19日、都内で診察を受けた結果、新型コロナでおよそ5日間の安静と療養を要すると診断されたため、日本相撲協会に休場を届け出て、中日のきょうから休場することになりました。

伯桜鵬の休場は去年の九州場所以来3回目で、対戦する予定だった阿武剋は不戦勝となります。

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