■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第1週 日本 0-3 ポーランド(日本時間19日、トルコ)
パリ五輪の切符を懸けた最後の戦い、ネーションズリーグで女子日本代表(世界ランク8位)はポーランド(同3位)と対戦し、セットカウント0ー3のストレート負け(24-26、20‐25、23‐25)を喫し今大会初黒星。トルコラウンドを3勝1敗で終えた。
スタメンは主将・古賀紗理那(27)、セッター・岩崎こよみ(35)、渡邊彩(33)、山田二千華 (24)、林琴奈(24)、石川真佑(24)、リベロは福留慧美(26)が起用された。
ここまで3戦全勝同士の日本対ポーランドは第1セット、山田の連続サービスエースや古賀のダイレクトスパイクなどで4連続得点、日本が6-3とリードする。しかし、その後は平均身長で10cm高いポーランドの攻撃を受け15-15と同点に追いつかれる。それでも日本は渡邊のアタックや2枚ブロックが決まり、4連続得点などで23-18とリード。第1セット先取まであと2点と迫った日本だったが、ここからポーランドに6連続得点を許し逆転で第1セットを奪われてしまう。
第2セットは15-15と一進一退の攻防が続いた。しかし、ここからポーランドの前回大会得点王、203cmのスティシアク(23)の強打やブロックでリードを許す。このセットだけでスティシアク一人に10得点を決められ、20-25とこのセットも落としてしまう。
セットカウント0-2と絶体絶命の日本は第3セットから入った井上愛里沙(29)が立て続けに得点を決め見せ場を作った。それでも世界ランク3位のポーランドを引き離すことができず、10-10の場面でエース・スティシアクにスパイクを決められると流れはポーランドに傾く。それでも、途中出場の和田由紀子(22)が技ありのスパイクを決めるなど22-21と1点差に迫る。しかし、日本の頑張りもここまで。最後にスティシアクのスパイクがブロックアウトとなり、23-25。セットカウント0-3のストレートで日本はポーランドに敗れた。
ネーションズリーグ予選ラウンド終了時の世界ランキングが、アジア・オセアニア地域で最上位、または出場権未獲得の国のうち上位3位以内に入れば、日本はパリ五輪の出場権を獲得する。
予選ラウンドは全16チームが12試合を戦い、上位7チーム(+開催国)がファイナルラウンド(トーナメント)に進む。次戦、日本はマカオでの第2週を迎えブラジル(同2位)と日本時間28日に対戦する。※世界ランキングは試合前時点
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