バレーボール男子日本代表の髙橋藍(22)が日本のSVリーグ・サントリーサンバーズに入団することが20日、サントリーから発表された。7月からの契約で、28日に会見を開く。

髙橋は日本体育大学在学中の2021年に、バレーボールの最高峰、イタリアリーグセリエAのパッラヴォーロ・パドヴァに入団。2023年からはヴェロ・バレー・モンツァに移籍し、今季は攻守にわたるプレーでチームをプレーオフ準優勝に導いた。

サントリーは2023-2024のVリーグで2年ぶりに優勝。5月6日に行われた第72回黒鷲旗 全日本男女選抜大会の決勝でもパナソニックにセットカウント3-2で勝利し、2大会ぶり10度目の優勝を果たした強豪チームだ。

チームには髙橋がバレーを始めた“原点”でもある兄・塁(24)が所属。髙橋は、兄がいたから「バレーボールプレーヤーとしての自分がいる」と話すほど兄弟の絆は強く、東山高校時代(塁が3年、藍が1年)以来の兄弟共演となる。

男子日本代表は日本時間22日からのネーションズリーグ第1週ブラジル大会を戦うが、モンツァでプレーオフを戦ってきた髙橋は欠場。6月4日から福岡・北九州市で行われる第2週からの出場を予定している。

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