夏場所は9日目を終え、1敗の力士がいなくなり、2敗で大関 琴櫻、小結 大の里など5人が並んでいます。

10日目の21日、琴櫻は大関経験者の平幕、高安と対戦します。過去の対戦は不戦勝も含めて琴櫻の4勝3敗で、琴櫻としては腰の重い高安に対して得意の右四つに持ち込み、焦らずに寄っていけるかがポイントです。高安は腰を痛めて休場していましたが、20日から出場し、力強いすくい投げで大関 豊昇龍を破っていて、この勢いに乗って連日の大関撃破をねらいたいところです。

また、20日に敗れて2敗となった新小結 大の里は平幕の豪ノ山と対戦します。先場所は大の里が勝っていて、右腕を懐に差し込み前に出る相撲が取れれば優位です。豪ノ山としては組まずに一気に押し切る相撲が取れるかどうかがポイントになりそうです。

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