バスケットボール日本代表の河村勇輝(横浜BC)が22日、東京都千代田区の参議院議員会館であったバスケットボール議員連盟の総会に出席した。今夏のパリ五輪に向け、「チームとしてベスト8という目標を掲げた。難しい目標ではあるけれど、必ず達成して帰ってきたい」と意気込みを語った。
河村は報道陣の前でも「必ず達成したい。ベスト8という目標を達成したら、世界を驚かせることができると思うし、日本のバスケットの素晴らしさを世界の皆さんに届けられる」と強調した。
- 「方向は間違っていない」 司令塔テーブス海が実感する成長と課題
総会には、日本バスケットボール協会理事を務める福岡第一高の井手口孝監督も出席。高校時代の恩師の前でのスピーチに、河村は「緊張した」と苦笑をしつつも、「一番の恩師である井手口先生の前で言ってしまったことなので、必ず達成して、いい報告ができるように頑張りたい」と決意を語った。
今月2日、23歳になった。
昨夏のワールドカップで日本代表の司令塔に定着し、海外挑戦の意向も示している若武者は、「高校を卒業して4年が経った。時の流れは早いなと感じますし、誕生日を迎えるごとにバスケットをできる日々が少しずつ減ってきているんだなと悲しく感じることもある。だけど、いろいろな経験をさせてもらって、バスケットで大きな目標を立てることが出来ることに感謝したいと思います」と、しみじみ話した。(野村周平)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。