■プロ野球 ヤクルト 1-2 DeNA(22日・神宮)
DeNAはヤクルトに1点差の競ったゲームを制し、2連勝を飾った。試合は4回表に1死一塁から4番・筒香嘉智(32)の第3号2ラン本塁打で2点を先制。その後、1点差に迫られるも反撃を許さず逃げ切った。
前日の試合では佐野恵太(29)宮﨑敏郎(35)にソロ本塁打が飛び出すなど7ー0と大量リードで完封勝利を飾った。先発・ジャクソン(28)はこれまで1勝3敗。この試合が今季7度目の登板となった。この試合、ジャクソンは6回1失点と快投を披露し2勝目をマークした。
1回、ヤクルトの先発・小澤怜史(26)に対し、先頭の蝦名達夫(26)は四球を選び出塁するも2番・オースティン(32)は二飛。3番・佐野は遊ゴロの併殺打の倒れ無得点に。
その裏、ジャクソンの立ち上がりは先頭の丸山和郁(24)、2番・武岡龍世(22)を二者連続の三振に。続く3番・オスナ(31)を遊飛に打ち取り走者を許さず。三者凡退で初回を終えた。
試合は0ー0で迎えた2回裏、この回の先頭・村上宗隆(24)に右安打を放たれ出塁を許すと続く5番・サンタナ(31)にライトフェンス直撃の二塁打を浴び、無死二、三塁とピンチを背負った。しかし6番・長岡秀樹(22)を三飛。7番・濱田太貴(23)を空振り三振に抑え2死を奪うと8番・中村悠平(33)を敬遠し満塁に。9番・小澤を空振り三振に仕留めると無失点で凌いだ。
試合は中盤に入り4回、1死から3番・佐野が中安打で出塁すると迎えた4番・筒香がカウント2ー2から小澤の投じた6球目のストレートを捉えると右中間スタンドへ。第3号2ラン本塁打が飛び出し2点を先制した。
しかし直後の4回裏、無死走者無しから4番・村上に右三塁打が飛び出すと続く5番・サンタナの二ゴロの間に1点を返された。
ジャクソンは6回84球を投げ抜き6安打1失点と試合を作った。終盤に入った7回からは2番手・山﨑康晃(31)が登板。山﨑は先頭の6番・長岡に右二塁打を放たれると7番・濱田に送りバントを決められ1死三塁に。しかし迎えた代打・川端慎吾(36)を見逃し三振、さらに続く代打・山田哲人(31)を一邪飛に打ち取り得点を許さず。
8回は伊勢大夢(26)が走者を背負いながらも無失点に。1点差のまま迎えた9回は森原康平(32)がヤクルト打線を抑え試合終了。1点差で逃げ切りカード2連勝となった。
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