来週から始まるパリオリンピック出場をかけたアジア最終予選。連日、内田篤人さんが若き日本代表の注目選手を紹介していきます。題して「マン・オブ・ザ・ウッチー」。最後に紹介する選手は“将来期待のレフティー”です。
■武器のセットプレー、山田選手がこじ開ける!
山田楓喜選手「俺が蹴ったら入るって分かっていますし」
「日本がオリンピック出られなきゃダメでしょ」
強気なビッグマウス発言も持ち味の山田選手。
注目してほしい武器は“左足”です。中学時代から所属した京都サンガF.C.でプロデビュー。その左足を武器に頭角を現すと、今シーズンは東京ヴェルディへ移籍。山田選手の左足は、一気に全国に知れ渡ります。出場6試合で、直接フリーキックから2ゴール。J1リーグで2本決めているのは、山田選手ただ一人です。
山田選手「自分の左足に自信を持ってるんで、ゴール前だったらどこでも蹴れますね」 左足から放たれる放物線から、サッカーファンの間では、日本が誇るレフティー“中村俊輔さんの再来”とも言われています。 山田選手
「世界でもトップのフリーキッカーで、そういう選手と比べられるのはすごくうれしいと思いますけど、その自信とか、ボールを置いてからのリズムとかは、俊輔さんもそうですし、自分もちゃんと持ってるんで。超えられるように頑張りたいです」
セットプレーは大岩ジャパンにとって大きな武器。特に今回の最終予選など、固い展開が予想される試合では一気に局面を打開できるプレーになります。これまでも中村俊輔さんをはじめ、名キッカーがゴールを演出してきました。山田選手の左足でこじ開けてほしいです。
山田選手「セットプレーの1点というのは、勝敗を分けてくると思うので、“俺の左足”でパリ五輪をつかみたいなと思います」
(「報道ステーション」2024年4月12日放送分より)
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