■プロ野球 ヤクルト 3-5 DeNA(23日・神宮)
DeNAはヤクルトに3連勝し、勝率5割復帰となった。試合は1回、オースティン(32)の適時打で1点を先制。さらに4回表にはオースティンに第2号ソロ本塁打、大和(36)の犠飛で2点を加え3点のリード。5回にもオースティンに適時二塁打が飛び出し4点目を奪った。
終盤7回裏、ここまで無失点に抑えてきた石田健大(31)が4番・村上宗隆(24)、5番・サンタナ(31)に二者連続の本塁打を浴び2失点。マウンドを継いだ2番手・伊勢大夢(26)も村上に適時打を打たれ、1点差に。しかし9回表に2番・桑原将志(30)の適時打で再び2点差に広げるとそのまま逃げ切った。この試合で石田は2勝目をマークした。
前日の試合では4回に筒香嘉智(32)が第3号2ラン本塁打を放ち2点をリード。直後に1点差に詰め寄られるも逃げ切った。この試合、知野直人(25)が今季初のスタメン起用。筒香がベンチスタートとなり、オースティンが4番に起用された。
打線は1回、ヤクルトの先発・高橋奎二(27)に対し先頭の蝦名達夫(26)が中安打を放ち出塁。2番・桑原は二飛に倒れるも3番・佐野恵太(29)は四球を選びチャンスを広げた。すると1死一、二塁から4番・オースティンの打球はセンターの前に落ちるポテンヒットとなり1点を先制。さらに5番・宮﨑敏郎(35)は四球で出塁すると1死満塁に。しかし迎えた6番・山本祐大(25)は遊ゴロの併殺打に倒れ追加点は奪えず。
その裏、石田の立ち上がりは先頭・西川遥輝(32)を空振り三振。2番・長岡秀樹(22)を二ゴロ、3番・山田哲人(31)を右飛に打ち取り三者凡退に抑えた。
1点リードで試合は中盤に入り4回表、この回の先頭・オースティンが放った打球はレフトスタンド中段に飛び込む第2号ソロ本塁打に。2点目を加えた。続く5番・宮﨑はレフトフェンス直撃の二塁打を放ち、またもチャンス作ると6番・山本も中安打で繋ぎ無死一、三塁とした。7番・大和の打球は中犠飛となり3ー0。リードを広げ試合の主導権を握った。
5回表には1死走者無しから2番・桑原が左安打で出塁。3番・佐野が死球を受けると1死一、二塁の追加点の好機を迎えた。ここで高橋は降板し、2番手・星知弥(30)がマウンドに。ここまで2安打2打点の4番・オースティンは星が投じた2球目をレフトへの適時二塁打にすると追加点となる4点目を加えた。
しかし終盤に入った7回裏、ここまで無失点投球の石田から4番・村上、5番・サンタナに二者連続の本塁打が飛び出し2点差に詰め寄られた。
2点リードとなった8回は2番手・伊勢が登板。2死から2番・長岡、3番・山田に二者連続の中安打を放たれると4番・村上にセンターへの適時打が飛び出し1点差となった。
9回表、ヤクルトの5番手・木澤尚文(26)に対し、無死走者無しから9番・森敬斗(22)が左二塁打を放つと1番・蝦名の一ゴロの間に森は三塁へ。続く2番・桑原にセンターへの適時打が飛び出し再び2点差にリードを広げた。
そのまま迎えた9回裏は森原康平(32)がヤクルト打線を無失点に抑え試合終了。DeNAは今季初の同一カード3連勝を飾った。
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