■大相撲夏場所・13日目(24日、両国国技館)

3敗で優勝争いの先頭を走る大関・琴櫻(26・佐渡ヶ嶽)が、同じく3敗の湘南乃海(26・高田川)との直接対決を制し、トップの座を死守した。

13日目を終え、琴櫻、大の里(23・二所ノ関)の2人が3敗を守り、V争いは佳境へ。いずれも優勝ならば初賜杯となる。

琴櫻は立ち合い右に変化して、体勢が崩れた湘南乃海を上手出し投げで勝負を決めた。思わぬ展開に国技館もどよめきに包まれた。

新小結・大の里は初対戦となった宇良(31・木瀬)を一方的な展開で押し出して10勝目を手にし、3敗をキープ。新十両の昨年9月場所から5場所連続の2桁勝利を手にし、新入幕の初場所から3場所合計で32勝に。

新入幕でV争いに食い込む欧勝馬(27・鳴戸)は関脇・若元春(30・荒汐)に押し出しで敗れてしまい、4敗に後退した。

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