■プロ野球 DeNA 2-5 広島(延長10回)(24日・横浜スタジアム)
DeNAは広島に延長10回の末、逆転負けを喫した。試合は10回表、2番手・伊勢大夢(26)が4番・小園海斗(23)に勝ち越し弾、続く5番・末包昇大(27)にもリードを広げる第3号本塁打と打ち込まれた。さらに4番手・石川達也(26)が7番・野間峻祥(31)に第1号2ランを浴び、突き放された。1回、山本祐大(25)の犠飛で先制。東克樹(28)は8回1失点と力投、10回裏には宮﨑敏郎(35)の適時打で1点を返すも及ばず。
前日のヤクルト戦ではオースティン(32)に第2号ソロ本塁打が飛び出すなどして前半にリード。終盤に追い上げられるも2点差を守り切り、今季初の同一カード3連勝を飾った。この試合の先発・東克樹(28)はここまで4勝0敗と開幕から未だ無敗。スタメンは宮﨑がベンチスタートとなり、三塁には柴田竜拓(30)、5番には山本が起用された。
東の立ち上がりは先頭の秋山翔吾(36)を遊ゴロ、2番・矢野雅哉(25)に中安打を放たれるも3番・菊池涼介(34)を投ゴロの併殺打に打ち取り初回を無失点で凌いだ。
その裏、打線は広島の大瀬良大地(32)に対し、先頭の蝦名達夫(26)が遊ゴロ、2番・オースティンが中安打で出塁すると3番・佐野恵太(29)は右安打で繋ぎ走者一、三塁とチャンスを作った。4番・筒香嘉智(32)は四球を選び満塁に。迎えた5番・山本祐大(25)は右犠飛を放ち先制点を挙げた。
追加点が欲しい打線は大瀬良の前に安打を築けず、1点リードのまま。東は走者を背負いながらも無失点で凌ぎ終盤を迎えた。
8回表には無死走者無しから1番・秋山に中安打を放たれその後2死三塁と同点のピンチに。ここまで2安打と打ち込まれている4番・小園の打球は一塁の内野安打となり1ー1に。
直後の8回裏、広島の1死から2番・オースティンが四球を選ぶと続く3番・佐野が左二塁打を放ち1死二、三塁に。4番・筒香は空振り三振に倒れ2死とし、迎えた5番・山本は森浦大輔(25)の前に捕邪飛。絶好機も得点ならず。
東は8回113球を投げ10安打と打ち込まれるも1失点。9回表は山﨑康晃(31)がマウンドに上がり1死から8番・會澤翼(36)に右安打を放たれるも無失点に抑えた。
1ー1の同点で迎えた9回裏、4番手・島内颯太郎(27)に対し、無安打に倒れ試合は延長戦に入った。
延長10回表、マウンドには3番手・伊勢がマウンドに。伊勢は早々に2死を奪うも迎えた4番・小園に右中間への勝ち越し本塁打を浴びると続く5番・末包にもレフトスタンドへの本塁打を放たれリードを広げられた。さらに6番・板倉将吾(25)が中安打で出塁。ここで3番手・石川がマウンドに上がるも7番・野間にライトスタンドに飛び込む2ラン本塁打を浴び、4点のリードを許した。
その裏、1番・蝦名が安打で出塁すると2死二塁から代打・宮﨑にセンターへの適時打が飛び出し1点を返すも反撃は及ばず。連勝は3でストップとなった。
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