バレーボール女子のパリオリンピックの出場枠は開催国のフランスを含めて12チームで、これまでに7チームが出場を決めています。
まだ出場権を獲得していない日本は残る5枠をかけて『ネーションズリーグ』に臨んでいて、トルコと中国、それに北九州市で行われる予選ラウンドを終えた時点の世界ランキングの結果でオリンピック出場が決まります。
今月19日まで行われたトルコでのラウンドは3勝1敗で世界ランキングを大会前の9位から8位に上げた日本は、28日から始まった中国・マカオでのラウンドの初戦で世界3位のブラジルと対戦しました。
第1セットは終盤にかけて点の取り合いとなるなか、24対24から石川真佑選手が立て続けに決めて26対24で先取しました。
第2セットは24対26で落としましたが、第3セットはエースの古賀紗理那選手のサービスエースや宮部藍梨選手の滞空時間の長いスパイクが決まって終始主導権を握り25対19で取りました。
しかし、第4セットを20対25で落とすと、最終セットも勢いづく相手の高さのある攻撃を止めることができず11対15で奪われて、セットカウント2対3で逆転負けしました。
このラウンドで日本はこのあと30日にフランス、31日に中国、それに6月1日にドミニカ共和国と対戦します。
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