■プロ野球 交流戦 ヤクルト 3-3 ロッテ(延長12回)(29日・神宮)
ヤクルトはロッテと延長12回の末、引き分けで終わった。試合は1回2死二塁から4番・村上宗隆(24)の適時打で先制。しかし4回裏に7番・安田尚憲(25)に適時打を浴びるなど勝ち越しを許した。1点差で迎えた5回裏、長岡秀樹(22)の適時打などで再びリードを奪い3ー2に。しかし9回表、5番手・石山泰稚(35)が打ち込まれ同点に。3-3で迎えたまま両チーム得点できず延長12回の引き分けとなった。
前日の試合では長岡の第3号ソロ本塁打で先制。その後も山田哲人(31)が通算1500安打目を放つなど5回まで7安打を放ち3得点を奪うも先発・吉村貢司郎(26)が打ち込まれ5回途中5失点と降雨コールドでの逆転負けを喫した。
小川泰弘(34)の立ち上がりは先頭の荻野貴司(38)を遊ゴロ、2番・友杉篤輝(23)を二直に打ち取り2死を奪った。3番・髙部瑛斗(26)に中安打を放たれ出塁を許すも4番・ソト(35)を二飛に抑え無失点に凌いだ。
打線はその裏、ロッテの先発・種市篤暉(25)に対し、先頭の西川遥輝(32)は初球で死球を受け出塁。2番・長岡は一ゴロも1死二塁に。3番・サンタナ(31)が空振り三振に倒れ2死二塁で迎えた4番・村上にレフトへの適時打が飛び出し先制に成功した。
試合は中盤に入り4回表、この回の先頭、4番・ソトに中安打を放たれると続く5番・角中勝也(37)にも中二塁打を浴び、無死二、三塁のピンチを背負った。6番・佐藤都志也(26)を一ゴロに打ち取るもその間、同点に追いつかれた。さらに7番・安田にセンターへの適時打を放たれ、勝ち越しを許した。
5回裏、7番・青木宣親(42)が左安打で出塁すると8番・中村悠平(33)は死球を受け出塁。9番・小川泰弘(34)は送りバントを決め1死二、三塁と好機を作ると1番・西川の二ゴロの間に1点を挙げ2ー2に。さらに2番・長岡のセンターへの適時打で勝ち越し、再びリードを奪った。
先発した小川は6回途中83球を投げ抜き8安打2失点も粘投を披露。6回2死二塁の場面からは2番手・山本大貴(28)が8番・小川龍成(26)を空振り三振に抑えた。
そのまま1点リードで試合は進み7回表は3番手・木澤尚文(26)、8回は4番手・田口麗斗(28)がロッテ打線を無失点に抑えた。
しかし1点リードで迎えた9回表、5番手・石山泰稚(35)がマウンドび上がるも1死から8番・小川、9番・愛斗(27)に連続安打を浴びると続く代打・ポランコ(32)にライトへの適時打を放たれ土壇場で同点に追いつかれた。
試合は延長11回、7番手・長谷川宙輝(25)がマウンドに上がると先頭の代打・中村奨吾(32)に中安打を放たれ出塁を許した。続く8番・小川に送りバントを決められ1死二塁に。9番・愛斗を投ゴロに打ち取り2死二塁から途中出場の1番・和田康士朗(25)を右飛に打ち取り一打勝ち越しのピンチも無失点に凌いだ。
その裏、ロッテの6番手・国吉佑樹(32)に対し、先頭の2番・長岡が右安打を放ち出塁すると途中出場の3番・山崎晃大朗(30)が送りバントを決め1死二塁に。4番・村上は敬遠され走者一、二塁。一打サヨナラで迎えた5番・オスナは三ゴロの併殺打に倒れ絶好機も無得点に終わった。
両チーム譲らず延長12回表は8番手・星知弥(30)がマウンドに上がった。星は2死から途中出場の茶谷健太(26)、5番・岡大海(32)に二者連続の右安打を放たれ2死一、二塁と走者を背負った。しかし迎えた6番・佐藤を投ゴロに打ち取り得点を与えず。
12回裏はロッテの7番手・鈴木昭汰(25)に対し、途中出場の6番・武岡龍世(23)から始まる打線も無失点に倒れ試合終了。チャンスを作るもあと1本が出ず勝ち越すことができなかった。
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