陸上男子3000m障害でパリ五輪代表に内定している三浦龍司(22)が、所属するSUBARUが拠点を置く群馬・太田市役所を訪問後、取材に応じた。
今月11日(日本時間)にカタール・ドーハで行われたダイヤモンドリーグで、五輪参加標準記録を突破。「早い段階でパリ五輪内定出来たのでホッとしている。たくさん準備の期間に充てられるので有意義な時間を過ごしていきたい」と心境を語った。2大会連続となるパリ五輪へは「メダル獲得と自己記録を更新」と目標を掲げた。
日本記録保持者の三浦は、東京五輪で日本人初の7位入賞、さらに昨年の世界陸上では6位入賞と年々進化を続けている。そのルーツは中学生まで過ごした地元、島根・浜田市にある。海、山、川遊びを全て制覇したというほどの"野生児"だったという三浦は、幼少期に自分の体の動かし方を身につけたという。
4月からは社会人となり一人暮らしを始めた。自炊もしているようで、「ハンバーグは自分でこねて作る」と取材陣を驚かせた。
今後はパリ五輪までの間、海外レース1試合に出場予定。6月に行われる日本選手権には出場せず、合宿などのトレーニングで調整を重ね、万全なコンディションで本番を迎える。
※写真は太田市役所を訪問した男子3000m障害の三浦龍司選手(左)とパリパラリンピック、視覚障害T11の1500mと5000mに出場するSUBARU所属・唐澤剣也選手(29)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。