アメリカ女子ゴルフツアー、メジャー大会の全米女子オープンで、笹生優花(22)が優勝したことを受け、JLPGAの小林浩美会長と樋口久子顧問が3日、コメントを発表した。

小林会長は「嬉しい!嬉しい!嬉しい!!! 嬉しくて仕方がありません」。樋口顧問は「持ち前の飛距離、集中力、パッティング技術な ど、すべてが際立っていました」「本当に強かった」と賛辞を送った。

笹生は最終日(日本時間3日)、トップと3打差、2アンダーの5位でスタートし、5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーのトータル4アンダーで逆転優勝。男女を通じて日本人選手初となるメジャー大会2勝目を挙げ、優勝賞金約3億8000万円を手にした。

また、2位は渋野日向子(25、サントリー)で、日本勢がワンツーフィニッシュ。その他、トップ10にはメジャー大会史上最多となる日本勢5人が入った。小林会長は「日本ツアーの強さを世界に示してくれたと思います」と選手たちの健闘を称え、単独2位となった渋野を「米国本土での優勝が待ち遠しいです」と労った。

【トップ10入りした日本人選手】
優勝 笹生優花 -4
2位 渋野日向子 -1
6位タイ 古江彩佳 +2
9位タイ 竹田麗央、小祝さくら +3

■小林浩美会長 コメント
「嬉しい!嬉しい!嬉しい!!! 嬉しくて仕方がありません。 全米女子オープン2勝目、誠におめでとうございます。 笹生さんの元々の持っている素晴らしいショット力が炸裂し、後半の集中力はまさにゾーンに入っていました。 全米女子オープンでは、1勝目は日本ツアーからの選手として出場して勝ち、メジャー2勝目は米国ツアーで揉まれ、結果が出ずに苦労してきた中で、いろんな強さを身につけた結果と感じます。一緒に出場していた日本選手も大きく感化されたに違いありません。 今後ますますメジャー含め勝ち星を重ねてください 」

■桶口久子顧問 コメント
「笹生優花さん、おめでとうございます。持ち前の飛距離、集中力、パッティング技術な ど、すべてが際立っていました。 21年、全米女子オープン制覇の偉業を達成してから、勢いがついてもっとタイトルを獲得するだろう、と大きな期待をしながら見守っていた。しかし、なかなか2勝目へ手が届かない。しかし、今回は厳しいコンディションが大きな刺激となって、覚醒したかのような素晴らしいプレーを存分に拝見することができました。本当に強かった」

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