WEリーグは、5月末に3年目のシーズンの全日程を終え、レッズがリーグ2連覇を果たしました。

7日に都内で今シーズン活躍した選手などを表彰する「WEリーグアウォーズ」が開かれ、最優秀選手には、レッズの清家選手が初めて選ばれました。

今シーズン、清家選手は10試合連続ゴールをマークし、Jリーグも含めた国内プロリーグの記録を更新したほか、シーズンを通してリーグ歴代最多の20得点を挙げて得点王となり、レッズの2連覇に貢献しました。

パリオリンピックに臨む女子の日本代表「なでしこジャパン」のメンバー入りも期待されています。

清家選手は海外移籍に向けた準備のため、今シーズンをもってレッズを離れることを発表していて、「チームを去るときは、MVPと得点王、チームの優勝という結果を残したいと、ひそかに目標にしていた。かなえられてうれしいし、かなえさせてくれた仲間に感謝したい」と話しました。

このほか、ベストイレブンには、
▽INAC神戸レオネッサのゴールキーパー、山下杏也加選手や、
▽ディフェンダーの北川ひかる選手
▽フォワードの田中美南選手
それに、
▽日テレ・東京ヴェルディベレーザの藤野あおば選手など、
代表入りが期待される選手が名を連ねました。

WEリーグ ベストイレブン

今シーズンのベストイレブンは、優勝した三菱重工浦和レッズから最多の5人が選ばれました。

【ゴールキーパー】
▽INAC神戸レオネッサの山下杏也加選手
WEリーグの初代MVPで、ベストイレブンは3年連続3回目の受賞です。90分当たりの失点数がリーグ最少でした。山下選手は、今シーズンかぎりでチームを退団し、海外への移籍を目指すことを発表しています。

【ディフェンダー 3人】
▽レッズの石川璃音選手は、2年連続2回目、
▽同じくレッズの遠藤優選手は初受賞
1対1のドリブル成功率がリーグで最も高くなりました。
▽レオネッサの北川ひかる選手も初受賞

【ミッドフィルダー 3人】
▽レッズの柴田華絵選手は、3年連続3回目
▽日テレ・東京ヴェルディベレーザの木下桃香選手は2年連続2回目の選出
▽レッズの塩越柚歩選手は初受賞
リーグ最多のアシスト数を記録しました。

【フォワード 4人】
▽今シーズンのMVPに選ばれたレッズの清家貴子選手は3年連続3回目
▽レオネッサの田中美南選手は3年連続3回目
▽ベレーザの藤野あおば選手は2年連続2回目
▽サンフレッチェ広島の上野真実選手は初受賞
清家選手に次ぐ、リーグ2番目の11得点をマークしました。

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