■プロ野球 交流戦 DeNA 3-5 ソフトバンク(8日・横浜スタジアム)
DeNAはソフトバンクに連敗を喫し今季最多の借金6となった。試合は4回表に7番・甲斐拓也(31)の適時打で先制を許した。さらに7回表には代打・嶺井博希(33)に第1号2ラン本塁打を浴び3ー0に。3点を追いかける打線は8回裏、3番・オースティン(32)に第5号3ランが飛び出し同点に追いつく。だが直後の9回表、3番手・森原康平(32)が2番・今宮健太(32)、代打・佐藤直樹(25)に適時打を放たれ勝ち越しを許した。
前日のカード初戦では序盤から投手陣が打ち込まれ15安打10失点。オースティン(32)に第4号ソロが飛び出すもその後は得点を重ねることができず、黒星を喫した。この試合の先発・東克樹(28)はここまで開幕から未だ無敗の4連勝。昨季5月18日の広島戦からハマスタ10連勝中となっていた。スタメンには2番サードに井上絢登(24)が起用された。
東の立ち上がりは先頭の周東佑京(28)を二飛、2番・今宮を二ゴロに。2死を奪うと3番・栗原陵矢(27)を一ゴロに打ち取り三者凡退に抑えた。
打線はその裏、ソフトバンクの先発・スチュワート・ジュニア(24)に対し先頭の蝦名達夫(26)が空振り三振、2番・井上が遊飛に、3番・オースティンは良い当たりも右飛に倒れ三者凡退に。
中盤に差し掛かった4回表、1死から5番・近藤健介(30)に死球を与えると6番・柳町達(27)に左安打を放たれ1死一、二塁に。迎えた7番・甲斐にセンターへの適時打を放たれ先制点を許した。
中盤は走者を出すも両チーム得点には繋がらず。試合は終盤7回表、1死から8番・廣瀨隆太(23)に死球を与えると出塁を許した。1死一塁から迎えた代打・嶺井の打球は左中間への2ラン本塁打となり3ー0に。リードを広げられた。
3点を追いかける打線は7回裏に2死から7番・山本祐大(25)が左安打、続く代打・伊藤光(35)が四球で出塁し走者一、二塁の好機を作るも迎えた代打・大和(36)は三ゴロに。好機を作るも得点を入れることができず。
しかし8回裏、ソフトバンクの3番手・松本裕樹(28)に対し、1番・蝦名が死球を受けると、2番・井上はファーストを守る中村晃(34)の悪送球により出塁した。無死一、二塁とまたも好機で3番・オースティンにセンターへの同点3ラン本塁打が飛び出し試合は振り出しに。
直後の9回表、3番手・森原がマウンドに。しかし途中出場の9番・川瀬晃(26)にファーストへの内野安打で出塁を許すと1番・周東は送りバントを決め1死二塁に。迎えた2番・今宮の打球はセンターへの適時打となり勝ち越し。さらに3番・栗原に右安打を放たれ1死一、三塁から代打・佐藤直にライトへの適時打を放たれ5ー3と再びリードを与えた。ここで森原はマウンドを降り、支配下登録されたばかりの4番手・ディアス(24)が登板し、後続を抑えた。
そのまま試合は9回裏、ソフトバンクの4番手・オスナ(29)の前に無得点に倒れ試合終了。DeNAはこの敗戦で4連敗となった。
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