■プロ野球 阪神 1-1 巨人(16日・甲子園)

巨人は阪神と1ー1で迎えたまま降雨のためコールドゲームとなり、引き分けた。打線は3回、7番・岸田行倫(27)が二塁打を放ちチャンスを作ると、1死から9番・山﨑伊織(25)に適時打が飛び出し先制に成功する。先制打を放った山﨑は投げても7回5安打1失点と要所を抑える投球で先発の役目を果たした。7回、糸原健斗(31)の右犠飛で同点に追いつかれると中盤以降、巨人打線は勝ち越しの本塁を踏めず。

1回、阪神の先発・村上頌樹(25)に対し、先頭・萩尾匡也(23)は空振り三振を喫し、2番・佐々木俊輔(24)は三飛、3番・門脇誠(23)は右邪飛で三者凡退に。

その裏、先発・山﨑は阪神の先頭・近本光司(29)に四球を与えると2番・中野拓夢(27)を二ゴロで打ち取ると一塁走者の近本を二塁上でアウトに。1死一塁から3番・森下翔太(23)に左安打を許すと4番・大山悠輔(29)の中飛の間に中野は三塁へ進塁。2死一、三塁とピンチを迎えた。しかし、5番・佐藤輝明(25)を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

3回、7番・岸田がセンターへの二塁打で出塁すると9番・山﨑にセンターへ弾き返す適時打が飛び出し、先制に成功した。

先発の山﨑は4回、5回と走者を背負う展開も無失点に切り抜ける投球を披露。
打線は中盤以降、阪神の先発・村上の前に追加点を奪えず。

1点のリードで迎えた7回、6番・ノイジー(29)に左安打で出塁を許すと、7番・坂本誠志郎(30)に送りバントを決められ1死二塁に。続く8番・木浪聖也(29)の打球を山﨑がフィルダースチョイス。1死二、三塁で代打・糸原の右犠飛で同点に追いつかれた。

終盤8回にも勝ち越しのチャンスも無得点に。9回終了後、降雨のため試合は中断。そのまま延長10回が始まる前に降雨のためコールドで引き分けとなった。

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