JPCは夏と冬のパラリンピックに出場する日本選手団の顔として伝統的に「主将」を置いてきましたが、選手にかかるプレッシャーなど負担の重さが指摘されていました。

JPCは11日、都内で理事会を開き、選手の負担軽減などを理由に8月28日に開幕するパリパラリンピックでは日本選手団の「主将」を置かないことを決めました。

日本選手団の副団長を務めるJPCの井田朋宏事務局長は「パラ競技の発展に伴い、選手へのプレッシャーも大きくなっている。選手団の顔としてプレッシャーのかかる主将は日本独自のもので置かなければならないという根拠はない」と話した上で、パリ大会以降も置かない方針を示しました。

一方、「旗手」については現在、選定を進めていて7月4日に発表する予定だということです。

JOC=日本オリンピック委員会はことし3月、日本選手団の「主将」を廃止することを決めていて、パリオリンピック・パラリンピックはいずれも「主将」が置かれないことになります。

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