『さくらジャパン』の愛称で親しまれるホッケー女子の日本代表は、ことし1月にインドで行われた最終予選で3位に入り、6大会連続のオリンピック出場を決めました。

日本ホッケー協会は14日都内でパリ大会に臨む代表メンバー16人を発表し、チームのキャプテンで3大会連続出場となる32歳の永井選手や、守備の中心で35歳のベテラン、及川栞選手、初選出となる25歳の島田あみる選手などが選ばれました。

最新の世界ランキングで10位の日本は、パリ大会の予選リーグで世界1位のオランダや世界3位のドイツなどと同じグループに入っていて、ジュード・メネゼスヘッドコーチは「まずは6チームで争う予選リーグで4位以内に入って準々決勝に進むことが目標になる。日本には強固なディフェンスと激しいプレス、相手が恐れるカウンター攻撃がある」と力を込めました。

また、キャプテンの永井選手は「プレスがはまれば強い相手にも対等に戦えると思う。過去2大会は1勝もできず結果を残せずに終わったので今回は覚悟を持って臨みたいし、結果を残さないと意味がないと思っている。まずは初戦のドイツ戦に勝つことが大事になる」と意気込みを話していました。

『さくらジャパン』は、今月23日から都内で合宿を行ったうえで30日には韓国代表との壮行試合に臨み、来月11日からはオランダでの直前合宿に入るということです。

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