16日のネーションズリーグ・福岡ラウンド最終戦で女子日本代表は、東京五輪金メダルのアメリカと対戦し、セットカウント0-3のストレート負けを喫した。試合の解説を務めた2012年ロンドン五輪銅メダリストの竹下佳江さん(46)にアメリカ戦の振り返りとファイナルラウンドへの見通しを聞いた。
新タ悦男TBSアナウンサー:日本は敗れましたが、アメリカは強かったですね。
竹下佳江さん:今日のアメリカは1セット目の入りから集中していて怖いなと思いました。
新タアナ:日本がやりたいバレーをアメリカにやられた?
竹下さん:ブロックとレシーブの関係はもちろんですけど、その後の決定率も非常に高かったですし、アメリカの思うようなバレーを展開されたのかなと思います。
新タアナ:日本のこれからの戦いを考えると、いい学びだったと考えたいですよね。
竹下さん:後から入っていく選手もすごくいい活躍をされたり、チームにとってはすごく学びの多かった試合だったと思います。日本としてはここからもう一回ギアを上げて、チームとして成熟させていくことが非常に大事だと思います。
新タアナ:日本も第3セット、セッターの関菜々巳選手を入れてから展開が変わりました。
竹下さん:両サイドをうまく使いながら、その間の空いてるスペースのバックアタックも入れながらっていう所では、外から見てるからこそ分かったことや、すごくいい形で展開できていたと思います。
新タアナ:この後日本代表は決勝トーナメントに向かいます。
竹下さん:長い期間を戦ってきてるので疲労感はあるとは思うんでけど、すぐ移動してまた試合なので、うまくオンとオフを作りながら、なるべくいい状態で入っていってほしいと思います。
新タアナ:予選ラウンドの12戦で得た自信と学びをしっかり表現してもらいたいですね。
竹下さん:そうですね。皆さんの応援に応えられるようにみんな頑張ってほしいと思います。
新タアナ:男子もフィリピンラウンドが始まりますね。
竹下さん:男子の選手たちもすごく意識高くやっていて、見てる方もすごく楽しいですし、ワクワクさせてくれることがたくさんあるので、期待しちゃうと思うんですけど、程よいプレッシャーに感じながら頑張ってくれたら嬉しいです。
新タアナ:最後に女子にエールをお願いします。
竹下さん:ファイナルラウンドに行くということ、その後にはパリオリンピックもありますから、とにかくいい状態で、いいパフォーマンスをみんなが披露してくれることを期待してます。
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