■MLB ドジャース 6ー2 ナショナルズ(日本時間17日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャース・大谷翔平(29)は本拠地でのナショナルズ戦「2番・DH」で先発出場し5打数2安打。4試合ぶり今季9度目のマルチ安打をマークし打率は.338から.341に。

また、松井秀喜氏のMLB日本人最多本塁打記録の更新はこの日もお預けとなったが、チームは連敗を2で止め、今季初の3連敗は阻止した。

試合前にはロサンゼルス在住の「X JAPAN」YOSHIKI氏がピアノでアメリカ国歌の生演奏、じっくり聞き入っていた大谷は1回、無死一塁での第1打席、ナショナルズ先発のP.コービン(34)と対戦。

1球目は外角低めにストレート、2球目も外角低めにシンカーで2ストライクと追い込まれた。そして、3球目も外角低めへのシンカー、大谷は逆方向にコンタクトして3試合連続となるレフト前ヒット。3球とも同じコースならアジャストする対応力を見せた。

1回裏終了でベンチに戻ると打撃コーチとバッティングフォームで会話するシーンも見られた。さらに2回にはメジャーデビューとなったA.パヘス(23)が初打席初ヒットを放つと、大谷はベンチ最前列で大きく手を挙げて祝福した。

そして、2回、1死二、三塁のチャンスで第2打席、得点圏では打率.063と絶不調の大谷。1球目、甘く入ってきたシンカーを強振したがセカンド正面のゴロ。3塁走者を帰すことが出来ず。

4回、第3打席にも2死一、三塁の得点圏、ここでも1球目の内角高めのシンカーを引っ張ったがセカンドゴロ。2打席連続でチャンスを逃し、これで得点圏は18打数1安打、打率は.056となった。

7回、先頭のM.ベッツ(31)がこの試合4本目のヒットとなるツーベースで出塁、大谷は3打席連続で得点圏での打席となった。またも1球目のシンカーを振り抜いたが飛距離が足らず、センターフライ。これで得点圏では20打席ヒットが生まれていない。

そして、9回、2死一塁で大谷の第5打席、ナショナルズ3人目T.レイニー(31)と対戦。カウント2-2から外角高め、ややボール球のストレートをバットに当ててサード内野安打で今季9度目のマルチヒットを放った。

大谷は5打数2安打、3試合連続安打に今季9度目のマルチヒットで打率は.341。しかし、3度の得点圏ではヒットが生まれず、得点圏では19打数1安打で打率は.053となった。それでもチームはナショナルズに勝利し、連敗を2で止めた。

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