菊池投手は33歳の誕生日だった17日、ブルージェイズの本拠地、カナダのトロントで同じアメリカンリーグ東部地区のレッドソックスとの試合に中5日で先発しました。

前回の登板で4勝目をあげた菊池投手でしたが、1回、2アウトを取ったあと3番のオニール選手に155キロの内角のストレートをレフトスタンドに運ばれました。

続く4番で左バッターのデバース選手にはフルカウントからファウルで粘られ、9球目のストレートをレフト方向に打たれて連続ホームランで立ち上がりに2点を失いました。

2回は三者凡退に抑えましたが、1点差に追い上げて迎えた3回、先頭の9番・ラファエラ選手に低めのカーブをうまく打たれて左中間へのホームランで追加点を与えました。

さらに2アウトを取ったあとオニール選手に今度はチェンジアップを完璧にとらえられ、センターオーバーの2打席連続ホームランを打たれました。

4回は3連続ヒットで1点を失い、この回を投げ終えたところでマウンドを降りました。

菊池投手は4回79球を投げて5失点、フォアボールはなく、三振7つを奪ったもののソロホームラン4本を含むヒット7本を打たれました。

防御率は3.65となりました。

菊池投手が大リーグで1試合にホームラン4本を打たれたのは、マリナーズ時代の2019年8月以来となります。

ブルージェイズは同じ地区のライバルに3対7で敗れ、菊池投手は負け投手となって6敗目を喫し、みずからの誕生日を勝利で飾れませんでした。

レッドソックスの吉田正尚選手は出場せず、チームは3連勝で勝ち越しを3としました。

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