【UEFA EURO 2024】ポルトガル代表 2−1 チェコ代表(日本時間6月19日/ライプツィヒ・アレーナ)
ポルトガル代表にとっては天国から地獄に叩きつけられた瞬間だった。試合終盤、エースの主将クリスティアーノ・ロナウドの脅威的な身体能力から放たれたヘディングを起点に、ゴールネットが揺れた。勝ち越しかと思われたが、VARが介入してノーゴールとなると「こんなことってある?」とファンたちも落胆した。
【映像】C・ロナウドが「怪物ヘディング」を炸裂した瞬間
UEFA EURO 2024のグループステージ第1節の最終戦では、優勝候補の1つであるポルトガル代表が登場。前回大会ベスト8のチェコ代表との初戦を戦った。
注目のシーンは1−1の同点で迎えた87分。チェコの最終ラインと駆け引きしていたC・ロナウドは、右サイドでジョアン・カンセロがボールを持った瞬間に「俺に出せ!」とジェスチャー。そこへ高精度のクロスボールが入ってくると、長い対空時間から打点の高いヘッドで合わせた。
このシュートは惜しくもポストを叩いたが、こぼれ球に反応したFWディオゴ・ジョタが頭で押し込む。ジョタはマタニティセレブレーションで自身のゴールを祝った。
ところが直後にVARが介入。リプレイ映像を確認すると、カンセロがクロスを入れた際に、C・ロナウドが一瞬だけ早く飛び出していることが明らかとなった。そのためオフサイドとなり、ゴールは取り消しとなった。
ABEMAのコメント欄は、ネットが揺れた瞬間に「さすがロナウド!」「めっちゃ飛んだ」「ほぼロナウド」「本当にヘディングうまいな!」「ジョタもよくつめた!」「おめでとうジョタ!」など歓喜の声が多く見られた。ただ、ノーゴール判定になると「辛すぎるって」「まじかよ…」「こんなことってある?」「あちゃー確かに出てるわ」「これは悲しみ」など落胆の声が寄せられた。
勝ち越しを逃したポルトガル代表だったが、後半アディショナルタイムの90+2分にレジェンドであるセルジオ・コンセイソンの息子フランシスコ・コンセイソンが決勝ゴールを挙げて2−1で逆転勝利。2大会ぶりの欧州制覇に向けて白星発進となった。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)
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