■MLB ロッキーズ 7×ー6 ドジャース(日本時間20日、コロラド州デンバー、クアーズ・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(29)が20日(日本時間)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数2安打3打点で打率は.317。4試合連続マルチヒット、4試合連続打点となった。チームは9回にY.ラミレス(29)がつかまりサヨナラ負け、連勝は3で止まった。

前日19日は9回の攻撃で5点差を大逆転、劇的勝利を挙げたドジャース、この日は1番に大谷、2番にF.フリーマン(34)、3番・T.ヘルナンデス(31)、4番・A.パヘス(23)とW.スミス(29)が休養日で新打順となった。

1番の大谷は1回の第1打席、初対戦となるロッキーズ先発からR.フェルトナー(27)の1球目、外角高め94マイル(151キロ)のストレートを積極的に振っていたが差し込まれてサードファールフライに倒れた。

その裏、4月11日以来の先発となったB.ミラー(25)が2死からヒットと四球を与えると、5番・M.トーリア(25)に6号スリーラン。またも追いかける展開となった。

ドジャースは2回、2死満塁のチャンスを作り、大谷の第2打席、1球目のカーブをフルスイングして空振り、2球目もカーブでボール。カウント1-1から外角より96マイル(154キロ)のストレートをコンパクトに逆方向へ。変化球を続けた後の直球を狙い、走者を返すバッティング。ここまで4打数無安打だった満塁で今季初ヒット、走者一掃の3点タイムリーツーベースで3対3の同点。3試合連続打点をマークした。さらに続く2番・フリーマンのライト前タイムリーで逆転のホームを踏んだ。

4回、2死走者なしの第3打席、強振してもいい場面だが、1球目、内角低め95マイル(153マイル)のストレートを見逃し、そして、2球目、同じ95マイルのストレートに差し込まれ、サードゴロに打ち取られた。

ドジャースは4対4と追いつかれた5回には前夜9回に満塁ホームランを放ったJ.ヘイワード(34)が2点勝ち越しのタイムリーで再び突き放した。

6回、2死走者なしで迎えた第4打席、ロッキーズ2人目N.ミアーズ(27)と対戦。カウント1-2から真ん中低め83マイル(134キロ)のカーブをすくい上げて、ライト前ヒット。大谷は今季29度目、4試合連続マルチヒットをマークした。

連夜の接戦となり、6対6の同点で迎えた8回、2死一、二塁で迎えた第5打席、ロッキーズ3人目はJ.バード(28)、1球目のシンカーを強振してファール。カウント0-2と追い込まれると3球目、外角から入ってくるスライダーを見逃し、相手投手の最高のボールに手が出ず、28打席ぶりの三振に倒れた。

チームは9回、4人目のY.ラミレス(29)がつかまりサヨナラ負け、連勝は3で止まった。大谷は5打数2安打3打点で打率は.317。4試合連続マルチヒット、4試合連続打点となった。

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