(前年優勝校 クラーク国際 前年参加チーム数73)

 昨夏代表で春の全道準優勝のクラーク国際がやや優位だが、旭川実や遠軽、選抜21世紀枠出場の別海など各地区の強豪がひしめき、混戦模様だ。

  • 孤独を思ったグラウンド 甲子園に響かせた「1人じゃないよ」の音色

 クラーク国際は昨夏のような絶対的な投打の柱を欠くが、投球術にたけた左の児玉旭陽を右の速球派の辻田丞や佐藤蒼汰が支え、守りは堅い。旭川実の本格派右腕の田中稜真は春の全道で151キロを計測し、注目度を増した。遠軽は小森結斗ら伝統の強打は健在で、走力も強化。別海は中道航太郎の長打力に期待がかかる。

 春の全道出場は逃したが、試合巧者の旭川志峯や旭川永嶺、2年生主体ながら層の厚い白樺学園、146キロ左腕の山内悠生を擁する北見柏陽も上位進出をうかがう。(古源盛一)

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