第106回全国高校野球選手権和歌山大会(朝日新聞社、和歌山県高校野球連盟主催)の抽選会が21日、和歌山市内であり、参加36チームの組み合わせが決まった。
今春の選抜大会に出場した耐久は有田中央・貴志川・串本古座、田辺は昨夏代表の市和歌山とそれぞれ初戦で対戦。春の県大会を制した智弁和歌山は初戦で笠田と顔を合わせる。
大会は和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われる。開会式は7月10日。試合は翌11日に始まり、順調に進めば決勝は7月28日の予定。
和歌山大会の展望
(前年優勝校 市和歌山 前年参加チーム数36)
春の県大会で優勝、近畿大会でも準優勝した智弁和歌山を、選抜大会に出場した田辺や耐久などが追う。
智弁和歌山は、身長197センチの右腕、中西琉輝矢や2年生の右腕、渡辺颯人など多彩な投手陣をそろえる。春の県大会で5試合全てで5点以上奪った打線も圧倒的だ。
選抜大会に21世紀枠で出場した田辺は、この大会で4強入りした星稜(石川)と接戦を演じ、自信をつけた。主軸の山本陣世らの振りは鋭い。同じく4強の中央学院(千葉)に初戦で敗れた耐久は、エース冷水孝輔が直球に磨きをかける。
春準優勝の和歌山東、昨夏を制した市和歌山も力がある。(寺沢尚晃)
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