■プロ野球 阪神 1×-0 DeNA(21日・甲子園)

DeNAは阪神に競った末、サヨナラ負けを喫し22年8月以来の8連勝を飾ることができなかった。試合は0-0で迎えた9回裏、小幡の一打がサヨナラ打となり試合を決めた。打線は度会隆輝(21)、牧秀悟(26)が猛打賞も好機で1本出ず。

交流戦は7連勝で締めくくりDeNAは11勝7敗、3位となった。この日からはリーグ戦が再開され、阪神との3連戦を甲子園で迎える。先発マウンドに上がるのは今季11試合目の登板となったジャクソン(28)。スタメンには一軍復帰を果たした宮﨑敏郎(35)が5番サードで起用された。

打線は1回、阪神の先発・西勇輝(33)に対し先頭の桑原将志(30)が右飛。2番・度会が左安打で出塁も3番・オースティン(32)の遊ゴロは併殺打となり得点を奪うことができず。

その裏、ジャクソンの立ち上がりは先頭の近本光司(29)を空振り三振、2番・中野拓夢(27)を見逃し三振の抑え2死を奪うと3番・森下翔太(23)を一邪飛に打ち取り三者凡退に。

中盤5回まで両チーム走者を出すも得点には繋がらず。6回表、1死から2番・度会が左安打を放ち出塁すると3番・オースティンにも左安打が飛び出し好機を作った。1死一、二塁から迎えた4番・牧は中飛に打ち取られ2死に。続く5番・宮﨑も中飛とここでも繋ぐことができず、無得点に倒れた。

終盤7回裏、2死から7番・梅野隆太郎(33)に中二塁打を放たれ得点圏に走者を背負った。8番・小幡竜平(23)に四球を与えたところでジャクソンは降板。2番手・坂本裕哉(26)がマウンドに上がった。坂本は2死一、二塁から迎えた代打・ノイジー(29)を一邪飛に打ち取りピンチを抑えた。

8回表、阪神の2番手・桐敷拓馬(25)に対し、1死から1番・桑原が右安打で出塁すると続く2番・度会が四球を選択。1死一、二塁と好機を迎えた。阪神は3番手・漆原大晟(27)をマウンドに。しかし迎えた3番・オースティンは三ゴロの併殺打に倒れ本塁を踏むことができず。

そのまま0ー0で迎えた9回表、先頭の4番・牧が中安打で出塁。しかし続く5番・宮﨑、6番・筒香嘉智(32)が空振り三振に倒れ2死に。さらに7番・山本祐大(25)も空振り三振を喫し無得点に終わった。

9回裏、4番手・ウィック(31)がマウンドに。しかし1死から5番・前川右京(21)に内野安打で出塁を許すと6番・佐藤輝明(25)に死球を与え1死一、二塁に。7番・梅野を空振り三振に抑えるも8番・小幡にライトへの適時打を浴びサヨナラ。阪神に競り負け連勝は7でストップとなった。

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