高校野球の第106回全国選手権沖縄大会が22日、全国のトップを切って開幕した。開会式では、新型コロナウイルス感染拡大の影響や雨天などで2019年を最後に行われてこなかった入場行進が5年ぶりに行われた。選手らは梅雨明けした青空の下、元気よく行進した。

 小禄の仲里円来(まるく)主将が「多くの困難を仲間と共に乗り越えてきました。最後の一球まで泥くさく、熱い夏にすることを誓います」と選手宣誓した。連合4チーム、レンタル2チームを含む66校の60チームが出場し、1カ月にわたって熱戦を繰り広げる。

 初日の22日は、3球場で1回戦6試合が行われた。日程通りに進めば、決勝は7月21日に行われる。

 優勝チームは県代表として、8月7日から17日間、甲子園球場で行われる全国高校野球選手権大会に出場する。(運動部・國吉楓乃)

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